2015年01月03日

エドマンド・バークのブリストル演説と大日本帝國憲法第三十五條解説

 伊藤博文ら大日本帝國憲法原案起草者が枢密院帝國憲法制定会議に提出した原案第三十五條注解には、以下のような解説文が載っている。

「衆議院の議員は総て皆、國の代議士たり。而して衆議院選挙の法に選挙区を設くるは、代議士の選挙をして全國に普通ならしめんとする目的に外ならず。故に代議士は即ち國の人民を代表する者なり。而して其の所属選挙区の人民の為に一地方の委任使となり其の依嘱を代行する者には非ざるなり。」

 憲法義解大日本帝國憲法第三十五條解説にも同様の解説文が載っている。この解説文の出典は、伊藤博文が好んで引用したエドマンド・バーク(1729~1797)の「ブリストル演説」のようである。続きを読む
posted by 森羅万象の歴史家 at 23:00| 憲政史の真相 | 更新情報をチェックする