2014年03月20日

ドイツを侮辱する鈴木寛と細野豪志−二人の偏狂な憲法観

 細野豪志(民主党幹事長)は読売テレビの番組で次のように語ったという。

 「憲法は基本的に国民が権力を縛るためにつくった。96条の改正要件も、その縛りのひとつだ。 自民党が掲げているように、これをまず改正するところからスタートとするというのは、 憲法の存在そのものの意味からしておかしい。

 自民党の憲法改正草案は、近代憲法とは言えない。表現の自由を制約する。基本的人権に対する配慮もない。日本維新の会の綱領もひどい。憲法が我が国を孤立と軽蔑の対象に貶(おとし)めたという、これまでの憲法の歴史を否定する考え方。自民や維新のような改憲勢力が大多数を握っている中、発議要件を衆参各院の3分の2から2分の1に引き下げようとするのはどうか。」

 「憲法は基本的に国民が権力を縛るためにつくった」という細野の憲法観によると、オリバー・ウェンデル・ホームズやハーバート・スペンサーを始め欧米各国の碩学から絶賛された欽定の大日本帝國憲法のみならず、民主党内の反日左翼勢力が愛して止まない占領軍(GHQ)製の日本国憲法は近代憲法ではないらしい。

 また「表現の自由を制約する憲法は近代憲法とは言えない」とは民主党候補の鈴木寛の口真似だが、鈴木と細野の憲法観によると、ドイツ連邦共和国憲法(ボン基本法、1949年)も近代憲法ではないらしい。

ドイツ連邦共和国憲法(ボン基本法)第5条【表現の自由】

(1) 何人も、言語、文書および図画をもって、その意見を自由に発表し、および流布し、ならびに一般に入手できる情報源から妨げられることなく知る権利を有する。出版の自由ならびに放送および放映の自由は、保障する。検閲は、行わない。

(2) これらの権利は、一般法律の規定、少年保護のための法律上の規定および個人的名誉権によって、制限される。

(3) 芸術および学問ならびに研究および教授は、自由である。教授の自由は、憲法に対する忠誠を免除しない。

 伊藤博文が枢密院帝國憲法制定会議に提出した帝國憲法原案第二十九條「日本臣民は法律の範囲内に於て言論著作印行集会及結社の自由を有す」参照に列挙されている諸外国の憲法の一つに以下のプロイセン憲法第二十七條(第二十八條)がある。

普(プロイセン)第二十七條 第二十八條 凡そ普魯西國民たる者は言語文字印刷絵画を用いて自由に其の思想を著すの権を有す○監査の法設くることを得ず其の他の凡そ著刻自由の制限は議院の議定に由る
言語文字印刷絵画に因りて犯したるの罪は刑法の條章に循いて処罰す

 ドイツ連邦共和国憲法第5条1項2項はプロイセン憲法第二十七條(第二十八條)とほぼ同じであり、また世界人権宣言(1948年)第29条の2「すべて人は、自己の権利及び自由を行使するに当たっては、他人の権利及び自由の正当な承認及び尊重を保障すること並びに民主的社会における道徳、公の秩序及び一般の福祉の正当な要求を満たすことをもっぱらの目的とする法律によって定められた制限にのみ服する」と合致する。

 自衛隊施設での民間人による政権批判発言を封じ込めるための菅直人民主党政権の防衛省事務次官通達(安住淳通達)は、あからさまに帝國憲法第二十九條違反である(明治流憲法学奥義秘伝の原稿)。

 占領軍(GHQ)製の日本国憲法第12条および第13条が法律の留保を待つことなく国民の自由全般に「公共の福祉に反してはならない」という制限をかけるが故に、菅直人民主党政権が国会の承認を経たる法律ではなく防衛省事務次官通達に由り民間人の言論に一定の制限を加えたことが合憲有効になるならば、GHQ民政局のニューディーラー(アメリカの共産主義者)が起草した日本国憲法は、大日本帝國憲法より厳しく国民の自由を制限していることになる。

 それなのに民主党候補の鈴木寛と民主党幹事長の細野豪志は「表現の自由を制約する憲法は近代憲法とは言えない」とほざくのだから、民主党の厚顔無恥と無知蒙昧には呆れ果てる。

 近現代には、憲法は国家の最高法規であるが故に、憲法の内容と発布形式−君民協約、国約、条約、民約、欽定、時効(自生)等−は国家の事情や歴史に依存せざるを得ないという法則がある。

「表現の自由を制約する憲法は近代憲法ではない」あるいは「無制限の表現の自由を保障しない憲法は近代憲法ではない」という原則は無い。「憲法は国民が権力を縛る為につくるもの」という民約(民定)憲法でなければ憲法ではないという原則も無い。

 元民主党の上田清司(埼玉県知事)は、橋下徹を攻撃するために「人類はそういうこと(売春ビジネス)を認めていない」と放言し、2002年に売春を合法化したドイツ国民を人類から除外した。

 そして民主党候補の鈴木寛と民主党幹事長の細野豪志は自民党を攻撃するために「表現の自由を制約する憲法は近代憲法ではない」と放言し、プロイセン憲法とドイツ連邦共和国憲法(ボン基本法)を近代憲法から除外した。

 民主党の政治家には、日本国内の政敵を攻撃するために架空の原則をデッチ上げては知らず知らずドイツを侮辱する悪癖があるのか。

 鈴木寛と細野豪志のような愚人が憲法改正論議に加わっては日本国の破滅だ。

<左翼の洗脳から児童生徒学生を護る書籍>

・敗戦後の日本の共産主義者は「われわれは断乎戦争に反対した」「軍閥戦争に反対したのは共産党だけだ」と言うが、共産主義者の主張が真赤な虚偽であり、彼らこそ世界資本主義体制に代わる共産主義的世界新秩序を構成する東亜新秩序−東亜共産主義社会を実現するために、戦争の拡大を煽動していた張本人であることを多数の第一次史料を挙げて完璧に証明する大東亜戦争とスターリンの謀略―戦争と共産主義

・朝日新聞定期購読者にプレゼントすると朝日に騙されている読者から「真実を知り朝日の定期購読を止め新聞代を節約できた」と心から感謝されますわーい(嬉しい顔)虚偽の巨塔である某反日新聞社を崩壊させる大東亜戦争史


【関連する記事】
posted by 森羅万象の歴史家 at 00:00| 日本国憲法の正体 | 更新情報をチェックする