2014年03月01日

不毛にして無意味な憲法学界の主権論争 フランス法思想の呪縛

 長尾龍一氏は次のように解説する。

 「穂積八束の憲法学の中心をなすのは「唯一最高無限にして独立」といわれる主権の概念である。
 
 主権という概念は、16世紀末、フランス王制の対封建勢力・対神聖ローマ皇帝・対ローマ教皇闘争を正当化するためにつくられた概念であって、主意主義神学の神概念の世俗化された形態である。

 主意主義神学によれば、神は世界を超越しており、世界およびその法則は神の意志、神の恣意によってつくられる。

 地上の主権者もまた、法秩序を超越した存在であり、法秩序はその恣意によって創られるが、主権者自体はその秩序に拘束されない。

 神が奇蹟によって世界の法則を破るように、主権者も国家緊急権によって法を破ることができる。

 このような思想の背景には、超越神の一神教というユダヤ・キリスト教的世界観があることはいうまでもない。穂積の法理論はその中心たる主権概念において、きわめて西洋的な法理論である。」

 上の主権概念をつくった人物は「国際法の父」という評価を持つジャン・ボダンである。続きを読む
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2014年02月28日

昭和20年8月15日は終戦日ではない

 昭和20年9月2日に休戦が成立してから、占領軍は違法な軍事占領作戦を行った。神道指令しかり占領憲法の強制しかり、終戦は、我が国が帝国憲法第13条に基づき連合国と結んだ講和条約の発効年すなわち昭和27年4月28日です。

 マッカーサー占領軍憲法は戦争を放棄しているために、戦争を開始する手続き条項(宣戦)も、戦争を終了させる手続き条項(講和)も有していない。それなのに我が国は連合国と講和し得たのは何故かと考えていくと、依然として我が国の最高法規は帝国憲法であり、占領憲法は連合国と日本国との間の契約つまり帝国憲法下の講和条約の一種(講和条約的占領基本法)ということになる。

 これが新無効論です。簡単でしょう。
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2014年02月26日

憲法記念日を間違えている戦後日本

 日本の再興は日本国民が憲法記念日の正しい日付を知ることから始まる。

<inosisi80さんの【新無効論】講和条約説 「日本国憲法」は憲法として無効です!に書き込まれたzansyouさんの卓見>

 帝国憲法が正統憲法であるとしますと現在の憲法記念日5月3日というのはおかしいと思います。憲法の施行日を祝うとすれば帝国憲法の施行日である11月29日にしなければなりません。

 日本国憲法の新旧無効論者はもちろん有効論者でもこの日を憲法記念日にするのに反対はできないと思います。なぜなら日本国憲法は帝国憲法の改正という手続きをとっているので、帝国憲法の存在を無視しては日本国憲法の成立を説明できないと思うからです。

 戦後の日本人の頭の中から帝国憲法が消えてしまったというのは、この11月29日さえ思い出せないことで分かると思います。

 5月3日を祝うのに抵抗感のある人々は帝国憲法の施行日を本来の憲法記念日として祝うべきではないかと提案します。


 そうだ、そうだ、その通りだ!!

 日本国民が5月3日を憲法記念日と祝うのは法理論上おかしいのだ。理由は次の3つである。

1、1947年5月3日のマッカーサー占領軍憲法の施行は、国際法違反であり帝国憲法第75条違反であり、連合軍の戦争犯罪である。戦争犯罪を祝うのは狂気の沙汰ではない。

2、占領軍憲法は施行日からサンフランシスコ講和条約の発効まで法的な効力を有していなかった。

3、上の1と2に目をつぶるとしても、占領軍憲法の施行とは建前上は帝国憲法第73条による帝国議会の議決を経た帝国憲法改正の施行にすぎない。それなのに国家が帝国憲法改正の施行日にすぎない5月3日を憲法記念日として祝賀し、帝国憲法の施行日である11月29日が平日にしているのは、国家が憲法の生年月日を詐称するものだ。

 帝国憲法なかりせば帝国憲法の改正=占領憲法の制定はなく、憲法典(成典化憲法)に基づく我が国の立憲政治は1890年11月29日の帝国憲法の施行から始まり今日に至るのだから、憲法記念日は11月29日でなければならないのだ。

 我々戦後の日本人は、終戦記念日の正しい日付も憲法記念日の正しい日付も、わからなくされていたのだ。戦後民主主義狂育と反日マスゴミが日本国民に仕掛けている洗脳工作は本当に恐ろしい。

 帝国憲法施行日である11月29日が憲法記念日となれば、帝国憲法に対する国民の関心が高まり、伊藤博文と井上毅の共著であり憲法義解を読む人が増えるだろう。そうすれば帝国憲法に対する無理解と誤解が徐々に薄らぎ、帝国憲法の復活改正運動が盛り上がる…かもしれない。

 我々戦後の日本人には、憲法義解を含む帝国憲法以上に日本らしい、日本に相応しい新憲法を制定する能力はないのだから。

 既成政党による憲法改悪を阻止し、日本国の独立と生存、そして光栄を護る政治家を一般国民の中から出現させるためには、これしかない。

 地道だが、日本の再興は国民が憲法記念日の正しい日付を知ることから始まる。今こそ憲法改正を阻止する一大国民運動を起こそう!日本国憲法無効宣言―改憲・護憲派の諸君!この事実を直視せよ!!
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太田光および左翼リベラル護憲派は非常識 国際平和と武力の関係 平和主義の憲法

 平和主義は戦後日本の専売特許ではない。太田光および左翼リベラル護憲派は非常識である。

 西修教授の調査によると、平和主義条項を憲法の中に入れている国家は実に124カ国に及ぶという。しかし彼らの中で平和主義イコール非武装と考えている国家は皆無であるという(西修著/日本国憲法を考える)。

 当たり前ではないか。国際(国家間)平和を維持する為には抑止力である武力が必要不可欠なのだから。

 孫子いわく「敵人をして至る(作戦行動の発起)を得ざらしめる(断念させる)は、これを害すればなり」

 武力の最も適切な使い方は文字通り相手の戈(ほこ 軍隊のこと)を止(と)める力として利用することである。漢字は本当に偉大である。我々日本人は漢字を発明した古代支那人に対しては大いに感謝すべきであろう。

 西修教授はいう、

 「わが国における平和主義論者の中には、わが国憲法が世界で唯一の平和主義憲法であるという認識のもとに、第9条を輸出すべしと唱えている人びとがいるが、とんだ心得ちがいをしていることを知らなければならない」と。

 とんだ心得ちがいをしている人々が日本の各階層に跳梁跋扈しているから、戦後日本国の常識は世界の非常識になるのである。太田光および左翼リベラル護憲派はとことん非常識である。
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護憲派の大罪!韓国憲法と親日・反民族行為者の財産の国家帰属に関する特別法

 1949年ジュネーブ条約の周知条項はきわめて重要なものである。1949年ジュネーブ条約は第二次世界大戦の教訓の集大成だが、条約加盟国国民に知られないと遵守してもらえず、戦争被害の軽減に役立てられないだろう。

 しかし我が国は1953年にジュネーブ条約に加盟しながら、条約の周知条項の履行を怠っている。児童生徒学生に戦争のルールを教えない戦時国際法を教えない公教育は1949年ジュネーブ条約違反および国際法の遵守を定めるマッカーサー占領軍憲法(日本国憲法)第98条違反である。しかし公教育の違法違憲状態は、政府、議会、政治家、マスコミ、憲法学者、そして国際法を教えてもらえない一般国民によって54年間の長きにわたり黙認されている。

 しかしだからといって或る日とつぜん1949年ジュネーブ条約の周知条項と占領軍憲法第98条が失効し、公教育の違法違憲状態が合法となり合憲となるのか?と国民に問えば、絶対にならないと国民は答えるだろう。帝国憲法と、国際法違反および帝国憲法違反の占領軍憲法の制定との関係もそれと同じだ。

 違憲状態の黙認とは違憲状態の放置であって、それが治癒されることなく長きにわたり継続されれば、違憲状態が合憲になるのではない、日本国が法治国家から無法国家に転落し、特亜に近づいていくのだ。

 近代法の原則を全否定する韓国、親日派子孫の財産4億8000万円没収を決定。ホンマにやりよった!!続きを読む
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2014年02月18日

GHQに議会制デモクラシーを教えた松本烝治

 昭和21年(1946)2月13日外相官邸において、GHQ民政局長ホイットニー准将一行からマッカーサー憲法草案を手渡された松本丞治国務大臣は、余りに拙劣な草案の内容に驚愕し、たまらず質問した。

松本「念のために伺っておくが、提案では一院制をとっておられるが、これはどういうことでしょう」

ホイットニー「日本には米国のように州というものがない。従って上院を認める必要はない。一院の方がシンプルではないか」

 松本は、その理由があまりに「シンプル」なことに再び驚き、「彼らはどうも議会制度というものを知らないようだ」と思い、そこで二院制の存在理由であるチェック・アンド・バランスの意義を手短に講義すると、ホイットニー准将一行4人は顔を見合わせて、「ナルホド」という様な顔をした。松本は三度驚き、「こういう人の作った憲法だったら大変だ」と戦慄した。

 この会議のあと、松本はさっそく幣原首相にマッカーサー憲法草案の内容を報告した。

松本「総理、じつに途方もない文書です。まるで共産主義者の作文ですよ」

幣原「うっ…英語もまずいですねぇ」

松本「どうも先方は、あまり憲法というものは知らないようです。議院制度もわからない位だから、少し教えてやる必要もあるようです。急いで訳文を作って検討するとともに、こちらの改正案に対しても、もう一度、説明書を書いて提出してみましょう」

幣原「結構でしょう」

 2月18日、松本は、彼がまとめた「憲法改正案説明補充」を白洲次郎に託してホイットニー准将に届けさせた。それは全文3500字にも及ぶ一大論文であったが、とりわけ強調されていたのは、「一国の憲法は其の国情と民情に則して適切に制定せられたる場合」においてのみ、成果を得られるということであった。

 「元来一国の法制は其の独自の発達に待つ所多し 他国より或制度を輸入し又は或法律を採用するときは必ずしも成功を収むるものと限らるることなし 例えば英国の議会的民主主義は欧州大陸諸国に輸入せられたるも、英国の如き発達を為したるものなく失敗の歴史を有するもの少なからず又米国人の大統領的民主主義は模範的のものなるも之を輸入せる中米、南米諸国に於て必ずしも成功せず或は其の下に専制政治が行われ革命が頻発せる実例あること世人の知る所の如し 凡て此等の失敗と不成功は国情民情に適合せざる制度を其儘に採用せる結果に外ならず

 是に於てか各国には各国固有の歴史に基く国情民情あり 各国法は其の大原則に於ては一致するも少くとも其の形式と実質とを異にすべく強て之を同一にせんとするときは其の円滑なる実行を阻礙することを知るべし 此点に於て法律制度は或種の植物に類似せり 一国の植物を他国に移植するも或は性質を変じ或は枯死するもの少なからず 現に欧米のバラを日本に移植するに少くとも其の香気が殆ど全く失わるること多しとす」

 しかしホイットニー准将やケージス大佐は松本の「憲法改正案説明補充」を読んで納得するどころか逆に激怒し、松本を脅迫して、むりやり幣原内閣にマッカーサー憲法草案を受諾させたのであった…(憲法はかくして作られた―これが制憲史の真実だ)。


 占領軍憲法の制定から7年後、松本烝治博士は自由党憲法調査会の質問に答えて次のように告白した。

 「実は、私は今の憲法に何と書いてあるか見たことがないのです。それほど憲法が嫌いになったのです。もう憲法とは絶縁というような考えで、すっかり忘れようとのみ考えておった…」

 筆者が思うに、それはそうだろう。憲法も議会制度も知らなかったGHQ民政局の白痴どもが捏造した占領軍憲法など余りに醜悪で、本来は一読の価値すらないのだから。

 知れば知るほど嫌いになるマッカーサー占領軍憲法は、まるで韓国のように醜悪である。それを象徴する悪文が占領軍憲法前文であろう。続きを読む
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2014年02月11日

恐るべき小沢一郎の憲法論 民主党の小沢一郎は日本国憲法無効大日本帝国憲法復活改正論者だった!

 筆者の不勉強であったが、産経新聞の阿比留瑠比記者が紹介してくださった小沢一郎の憲法論「日本国憲法改正試案」を読んで、筆者は仰天し、腰を抜かしそうになった。まさにギックリ腰ならぬビックリ腰である。続きを読む
posted by 森羅万象の歴史家 at 20:00| 憲政史の真相 | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

玉音放送後の大本営命令が語る遺棄化学兵器の真実

 関東軍および支那派遣軍は、連合軍に降伏し武装解除を受けるまでの間に、戦時報復兵器である化学兵器を含む武器弾薬等の軍需物資を満州や支那大陸に遺棄することができたかどうか。続きを読む
posted by 森羅万象の歴史家 at 22:00| 憲政史の真相 | 更新情報をチェックする