2014年03月14日

小林よしのりを圧倒する伊藤博文の叡智-帝國憲法第四十九條議院上奏権の意義

 大日本帝国憲法を非民主主義的憲法と信じ込んでいる戦後民主主義者(マッカーサー占領軍憲法体制の賛美者)に対して、明治流憲法家は帝国憲法第四十九條(議院上奏権)の意義を説明すべきである。

 元老会議や重臣会議に代わり、衆貴の両議院が第四十九條に依り天皇に対して内閣総理大臣に相応しい見識ある人物を奏薦し、政戦両略の達人への組閣の大命降下を請願するようになれば、これ即ち帝国憲法下の議院内閣制の完成である続きを読む
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日本国憲法の欠陥はフランス憲法(1791年)第146条に似る-緊急勅令の意義

 日本国憲法第54条(衆議院解散時の参議院の緊急集会)は大日本帝國憲法第八條と似て非なるものである。帝國憲法第八條は、衆院解散時に参議院の緊急集会が不可能となる非常事態や、衆院解散時に非ざる国会の閉会中に臨時会の召集が不可能となる非常事態において、政府に國家の存立と國民の救済を図るために必要な緊急立法措置を講じる権限を与えるものである。

 マッカーサー占領軍憲法(日本国憲法)には大日本帝國憲法第八條および第七十條(緊急勅令)に相当する条項がない

 この日本国憲法の欠陥は、伊藤博文ら帝國憲法原案起草者たちが反対参照(反面教師)にしたフランス憲法(1791年)第146条に似ている。

 明治流憲法秘奥義を知る者は、マッカーサー占領軍憲法(日本国憲法)とそれを正当化する違憲有効界のインチキ憲法学者どもの憲法解釈学を生真面目に勉強するのがアホらしくなる。続きを読む
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2014年03月13日

菅直人政権とカダフィー独裁政権の共通点-国民主権と左翼全体主義的一党独裁の親和性

 リビアの正式名称は、大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国である。カダフィー大佐の独裁政権の本質は人民主権を標榜する左翼独裁なのである

 20世紀初頭の伊土戦争により、1911年にはイタリア王国がリビアを植民地化した。植民地化後はイタリア人が入植したが、サヌーシー教団のオマール・ムフタールやベルベル人による激しい抵抗が繰り広げられ、特にフェザーンでの抵抗は激しく、イタリアによるリビアの完全平定は1932年にまでもつれこんだ。

 第二次世界大戦中には連合国(イギリス)と枢軸国(イタリア、ナチス・ドイツ)の間で激戦が繰り広げられた(北アフリカ戦線)。イタリアの敗戦により、戦後は英仏の共同統治領とされた。

 1949年の国連の決議により、1951年にリビアはキレナイカ、トリポリタニア、フェッザーンの三州による連合王国として独立した。リビア連合王国の国王にはキレナイカの首長であり、サヌーシー教団の指導者だったイドリース1世が即位した。1963年に連邦制は廃止され、リビア王国が成立した。

 1969年9月1日、ナセル主義者だった27歳のムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ)大尉と同志の青年将校たちによるクーデターにより、トルコに滞在中だった国王イドリース1世は退位し、ムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ大佐)を事実上の元首とする共和国が成立した。

 リビアは人民主権に基づく直接民主制を宣言し、ジャマーヒリーヤと呼ばれる独特の政体をとる共和国である。成文憲法は存在せず、1977年に制定された人民主権確立宣言が、その機能を果たす。

 ジャマーヒリーヤはリビアの最高指導者カダフィ大佐による造語で、「大衆による共同体制」といったような意味を持つ。カダフィィ大佐は直接民主制を標榜しており、「大衆によって支配される共和国」という国家体制を表現するためにこのような造語を行った。

 「ジャマーヒーリーヤ」という造語は、「共和国」を意味するアラビア語の一般的な言葉「ジュムフーリーヤ」から来ている。カダフィ大佐は、この語のうち「公共」を意味する「ジュムフール」の部分を複数形にし、「大衆」を意味する「ジャマーヒール」に変え、「大衆による国」という語にした。ジャマーヒリーヤは「人民共和国」などと近い意味となる。池内恵は、自著「現代アラブの社会思想」の中で「人民体」と訳している。

 リビアと同じく北朝鮮も、実は人民主権を標榜する社会主義独裁国家なのである。 

<朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法>

第1条
「朝鮮民主主義人民共和国は、全朝鮮人民の利益を代表する自主的な社会主義国家である。」

第2条
「朝鮮民主主義人民共和国は、帝国主義侵略者に抗し、祖国の解放と人民の自由と幸福をめざす栄えある革命闘争の過程で築かれた輝かしい伝統を継承した、革命的な国家である。」

第3条
「朝鮮民主主義人民共和国は、人間中心の世界観であり人民大衆の自主性の実現をめざす革命思想である、チュチェ思想をその活動の指導指針とする。」

第4条
「朝鮮民主主義人民共和国の主権は、労働者、農民、勤労インテリおよびすべての勤労人民にある。」

「勤労人民は、その代表機関である最高人民会議と地方の各級人民会議を通じて主権を行使する。」

 フランス暴力革命のイデオロギーであったルソー・シェイエス流の人民主権は、君主制を破壊する思想であり、左翼独裁政権と極めて親和的である。人民主権と左翼独裁は密接不可分であり、人民主権は、社会主義(共産主義)という虚構のユートピアを掲げて人民の代表もしくは人民の前衛を名乗る者の独裁政権を生み出す。

 独裁政治を好む左翼主義者は執拗に人民主権もしくは国民主権を美化し、これを強調する。左翼主義者は、人民主権が左翼独裁政治の母体であり、社会主義的独裁政治の正当化に役立つことを熟知している。故に自由を愛し独裁を否定する真正の立憲主義者は断固として国民主権を否定する。
 
 「主権がどこにあるのかと問われるなら、どこにもないというのがその答えである。立憲政治は制限された政治であるので、もし主権が無制限の権力と定義されるなら、そこに主権の入り込む余地はありえない。無制限の究極的な権力が常に存在するに違いないという信念は、あらゆる法がある立法機関の計画的な決定から生まれる、という誤った信念に由来する。」 (フォン・ハイエク)

 「国民主権のなかでは、国民は滅亡する。国民主権は、人間主権である。人間主権はその限度を知らない。そして人間の自由と権利を侵犯する。」(ベルジャーエフ)


 GHQ民政局のニューディーラー(アメリカの共産主義者)が起草した日本国憲法が国民主権を強調し、権力均衡分立主義を否定する第41条「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」を持っていることと、この日本国憲法のもとでは容易に一党独裁に近い政治体制が出現することは、決して偶然ではない。

 共産革命を起こし左翼独裁政治を日本国に生み出すことが日本国憲法起草者の希望であり目標であったのだろう。

 実際に2010年の参議院選挙において民主党が勝利を収めていたら、民主党に対する異常な権力の集中が起こり、旧社会党の主力を抱える民主党という左翼政党の一党独裁に近い政治体制、菅直人が希望する民主的な委任独裁が成立していた。

 これは、戦時中にソ連共産党を模倣した大政翼賛会の一党独裁を許さなかった帝国憲法下では、有り得ないことであった。

 いま、リビアにおいてカダフィ大佐の独裁政権が反体制派勢力との内戦状態に入り、我が日本国において菅直人民主党政権が有権者の支持を喪失して窮地に立ち、北朝鮮において軍人は飢えに苦しみながら金正日に対する反感を高めている。
 中東とアジアにおいて左翼政権が相次いで崩壊の危機に直面している。

金正日、軍の暴動を憂慮…銃弾回収を指示(中央日報2011.02.25)

 北朝鮮軍が弾丸のない銃を持って歩哨に立っている。軍部隊の銃弾をすべて回収しているからだ。
軍人の暴動への対処という。

 自由北朝鮮放送は南浦市(ナムポシ)の軍人消息筋を引用し、「18日から軍部隊の銃弾をすべて回収し、大隊弾薬倉庫に移している」と報じた。これは北朝鮮軍創建以来初めてのことだ。

 消息筋は「北朝鮮当局は口では先軍政治と騒いでいるが、今は金正日(キム・ジョンイル)が軍部隊と軍人を信頼していないため、こうした措置を取っている」と主張した。

 また「いま北朝鮮の軍人は飢えに苦しみながら金正日に対する反感を高めている状況であり、金正日が事前対策として軍人の手から銃弾をすべて回収している」と付け加えた。

 この消息筋は「人民軍服を着て路上や市場で物乞いしている軍人が多いため、金正日国防委員長が軍部隊も信じられず、彼らを弾圧対象と見ている」と伝えた。


 北朝鮮労働党は生物兵器を使った韓国の奇襲攻撃に全く対応できなかった。口蹄疫を韓国から北朝鮮に伝染して北朝鮮の食糧生産を支える家畜力を壊滅させ、北朝鮮軍将兵を飢餓に追い込むという奇想天外な作戦は、諸葛亮や豊臣秀吉にも思いつかないからである。

<マッカーサー占領軍憲法解釈学からの覚醒>

 戦後の我が国では、帝国憲法違反など13の無効事由を抱える占領軍憲法(日本国憲法)が有効な最高法規として半世紀以上まかり通っている。

 これこそまさに異常中の異常事態であり、これを正常化して、立憲主義の敵である革命肯定論(違憲改正の憲法を無効とせずに新憲法として有効とすること)を否定し、適法過程(due process of law)を尊重する国民精神の回復と再確立を図り、自由の源泉の一つである立憲政治を防衛することこそ、真の戦後民主主義の克服超越であり、真の戦後レジームからの脱却である。

 我々が肝に銘じなければならないことは、革命肯定論によって初めて正当化される憲法典を支持する護憲勢力は、革命に対して法理的に抵抗できずに(違憲の憲法改廃を無効とは主張できない)憲法典を失う悲劇を免れないこと、そして我が国は、革命が繰り返される国内の混乱の中で国体を一度失ったならば、もう一度これを再生することは不可能に近いということである。

 今後も我が国体は、百年に一度あるかどうか分からない国家と民族の危機に備えて、他の国が持っていない日本民族固有の財産として大切に保存され、我々の子孫に継承されなければならない。
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国民の参政権から浮かび上がる自由民権運動の真実と日本国憲法の弱点-明治流憲法学奥義秘伝の原稿

 筆者は大日本帝国憲法と明治の自由民権運動を代表する交詢社系の憲法私案を比較して、意外な事実に遭遇した。それは参政権に関して帝国憲法は交詢社系憲法私案より手厚く民権の拡大を擁護していることである。続きを読む
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トイレの神様に対する罵倒の背景-NHKと政教分離

 筆者の家には、齢30年を越える土鍋があり、それで肉・魚・野菜・うどん・ラーメン・米を煮ると、何でも美味しくなる。筆者は、壊れない土鍋の幸運、強靭、深い味わいに神秘を感じ、家族ともども御神体のように土鍋を大切に大事に扱っている。この意識が神道の思想であり付喪神(つくもがみ)を生むのだろう。

 植村花菜が大晦日のNHK紅白歌合戦に出場し、トイレの神様を熱唱した。結果として多くの国民がトイレの神様(厠神)を思い出し、見えない神道のカミの存在を改めて身近に意識するようになった。これは日本の八百万の神々を否定する反日勢力の人気を下げることはあっても、高めることはない。

 つまりNHK紅白歌合戦は、神道の再興を助長し、同時に神道を排撃する反日系のキリスト教団体・日本共産党および左翼諸派・創価学会等らに圧迫を加えたのである。

 筆者は、「NHKの紅白歌合戦を視聴した日本共産党および左翼諸派と反神道系の宗教団体の関係者はきっと植村花菜の熱唱を非難しながら年末年始を過ごしたのだろうなぁ」とニヤニヤ想像していたら、トイレの神様のレビューにあるコメントの半分は、彼らのものらしい罵詈雑言であり、思わず吹いた。続きを読む
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議員と学者と教師の真贋を鑑定するための試験問題-大日本帝国憲法の参考憲法はどれか

問題 伊藤博文、井上毅、金子堅太郎、伊東巳代治が大日本帝国憲法の起草のために参考にした外国の憲法はどれか。次の中から該当するものを選びなさい

1、プロイセン憲法
2、ベルギー憲法
3、スウェーデン憲法
4、イギリス憲法
5、アメリカ憲法

 正解は?続きを読む
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朝敵小沢一郎の大逆を許す日本国憲法第2条というGHQの戦争犯罪-明治の自由民権派より野蛮な現代の国会議員たち

 福沢諭吉によって設立された交詢社は、尊皇護国の志を持つ人々の集団であって、交詢社系の憲法私案は、議会に対する拒否権(べトー)の他、統帥大権をはじめ重要な国務施行の大権はことごとく天皇に属することを規定している。
 
 これは穏和なイギリス的立憲君主制を採用した憲法草案であった。しかし交詢社系の憲法私案は、明治14年当時の政府の主流を占める岩倉具視をはじめ諸参議には容認されなかった。

 しかるに民間では交詢社系の憲法私案のごとき諸主張は、圧倒的に支配的であったばかりではなく、当時参議の主席を占めていた大隈重信は、交詢社系の憲法私案に等しい憲法意見を上奏し、断固として政党内閣制を基本とする立憲政体の即時導入を目論んだのである。大隈の上奏した建議はすべて、交詢社の矢野文雄が執筆したものであった。

 これに対し岩倉具視は、我が国がイギリス的議会中心・政党内閣制を採用すべきではない理由を次のように論じた。

 「更新以来王化未だ人心に浹洽(註、しょうこう-あまねく行き渡り潤すという意味)廃藩の挙怨望の気まさに政府に集まる今、もし俄か(にわか)に英国政党政府の法にならい、民言をもって政府を更替するの塗轍を踏むときは、今日国会を起して明日内閣を一変せんとするは鏡を懸けて視るに均し。

 議者内閣更替の速なるは国の平安を扶ける所以なりという。予は議会の或いは英国の成蹟に心酔して我が国の事情を反照せざるものなるを疑うことを免れず。

 立憲の大事まさに草創に属し未だ実際の徴験を経ず。その一時に急進して事後の悔を胎(のこ)し、或いは与えて後に奪うの不得已あらしめんよりは寧ろ普国にならい歩々漸進し、もって後日の余地を為すにしかずと信ずるなり。」


 続けて岩倉は交詢社の憲法私案を次のように批判した。

 「執政の進退を専ら天子に帰し及び連帯責任を免れしめんとするがごときも、また現今国憲を主唱する論者の説と相反対する者なり。

 交詢社において起草せる私擬憲法第九条に『内閣宰相は協同一致し内外の政務を行い連帯して其の責に任ずべし』云々。第十二条に『首相は天皇衆庶の望に依て親しく之を選任し其の他の宰相は首相の推薦に依て之を命ずべし』第十三条に『内閣宰相たる者は元老議員若しくは国会議員に限るべし』第十七条に『内閣の意見立法両院の衆議と相符号せざるときは或は内閣宰相其職を辞し或は天皇の特権を以て国会院を解散するものとす』

 以上各条の主意は、内閣執政をして連帯責任せしめ議院と合わさるときは輙ち(すなわち)其の職を辞し議員中衆望あるもの之に代わる所謂政党内閣新陳交替の説にして正に英国の模範にならうものなり。

 因て惟う、今日急進の論は漸くに朝野の間に浸染し一時の風潮の勢、積重して昇り必ず最上極体に至て而止まんとす。

 予の深く慮る所の者は、当局者或いは理論に心酔して深く各国の異同を究めず永遠の結果を思わずして徒に目前の新奇を悦び内閣の組織をもって衆議の左右する所に任せんと欲するあらば、一たび与えるの権利は流汗の再び回らずべからざるに同じ。ひとり国体を敗ることあるのみならず、其れ世の安寧国民の洪福を図るにおいて、また或いは将に空想臆想の外に出でて悔ゆとも追うべからざるに至らんとす。」


 交詢社の憲法私案に対する岩倉具視の批判は、平成の御世を暗黒時代にしてしまった戦後世代の日本政治を批判し、かつ民主党内閣が画策している数々の闇法案がとりかえしのつかない最悪の事態を招来することを予言しているようで、まことに鋭い指摘であるが、この岩倉の憲法論はすべて、井上毅が調査し執筆したものなのである(以上の典拠は憲法制定とロエスレル―日本憲法諸原案の起草経緯と其の根本精神100~148ページ)。

 だから井上毅、伊藤博文、金子堅太郎、伊東巳代治ら4人が帝国憲法を起草した際に、交詢社の憲法私案を全く参考にしなかったとは考えられないのである。交詢社の憲法私案第一条と大日本帝国憲法第二条および第十七条を比較すれば、そのことが一目瞭然となる。

<交詢社の藤田茂吉および箕浦勝人等によって執筆されたと推定される郵便報知新聞紙の私考憲法草案第一條とその注解であ(カッコ内は交詢社の私擬憲法案の條文)>

第一條註解

第一條 皇帝は万機を主宰し宰相並に左右両院に依りて国を治む政務の責は一切宰相に帰す
(第一條 天皇は宰相並に元老院国会院の立法両院に依て国を統治す 第二條 天皇は神聖にして犯すべからざるものとす政務の責は宰相之に当る)

 皇統一系万世無窮天地と悠久なるは我日本建国の大本にして敢て臣下の議すべき所にあらず。また皇祚継承の事も皇太子もしく皇嫡女の践祚するは皇帝の特旨に由るといえども古来より慣例ありて皇嗣は自ら御男子と定まりしことなり。

 これらは憲法の明文に掲げざるも臣子たるもの固より不文の大典を奉じ敢えて渝ることなきは亦天地と悠久なるべき筈なるをもって余輩の私考に拠れば、皇祚及皇嗣云々を憲法の明文に掲ぐるは故らに尊厳に触るる恐れなきにあらざるをもって敢てこれを記せず。且つそれ憲法を定立するは即ち益々皇室の基礎を鞏固にし国家の安寧を保持するの主意に外ならざるをもって故らに皇祚皇嗣の箇條を明文に記せざるを是とす。

 これ余輩が巻首に皇帝陛下の特徴を記載し不文の大典すでに固定し千古に渉りて明々白々たる皇統皇嗣のことを書かざる所以なり。

 近来英人が自国の憲法を記したる書冊中には往々帝室の瑣々たる事項を記しあれども、英国は憲法すでに定立せること久し故に、今日その国憲を記すものは唯現時に行わるる実事を掲記するものなれば、我国のごとく未だ立憲の制あらざるにおいて其の参考案を立てるもの之を見て直ちに明文に掲ぐると否との区別を定むべからずを信ずるなり。

 皇帝は万機を主催したまうといえども政務の責に任じたまわざる所以は、皇帝は神聖にして犯すべからざるものなるが故に総べて宰相の責任に帰するものなりとす。

<大日本帝国憲法義解第二條および第十七條解説>

第二條 皇位は皇室典範の定むる所に依り皇男子孫之を継承す

 恭て(つつしみて)按ずる(註、調査するという意味)に、皇位の継承は祖宗以来既に明訓あり。もって皇子孫に伝え、万世易うること無し。若しそれ継承の順位に至りては、新に勅定する所の皇室典範において之を詳明にし、もって皇室の家法とし、更に憲法の條章に之を掲ぐることを用いざるは、将来に臣民の干渉を容れざることを示すなり。

 皇男子孫とは祖宗の皇統における男系の男子を謂う。この文皇室典範第一條と詳略相形(あら)わす。

第十七條 摂政を置くは皇室典範の定むる所に依る 摂政は天皇の名に於て大権を行う。

 摂政を置くは皇室の家法に依る。摂政にして王者の大権を総攬するは事国権に係る。故に、後者は之を憲法に掲げ、前者は皇室典範の定むる所に依る。

 蓋し摂政を置くの当否を定むるは専ら皇室に属すべくして、而して臣民の容議する所に非ず。そもそも天子違予の事ありて政治を親らすること能わざるは稀に見る所の変局にして、而して国家動乱の機また往々この時に伏す。

 彼の或国(註、プロイセン)において両院を召集し両院合会して摂政を設くるの必要を議決することを憲法に掲ぐるごときは、皇室の大事をもって民議の多数に委ね、皇統の尊厳を干涜(註、かんとく-犯し汚すという意味)するの漸(註、ぜん-徐々に進行する物事のきざし、兆候という意味)を啓く者に近し。
 本條摂政を置くの要件を皇室典範に譲り之を憲法に載せざるは、蓋し専ら国体を重んじ、微を防ぎ、漸を慎むなり。


 明治の自由民権運動を代表した交詢社系の憲法私案と、大日本帝国憲法が、皇統の尊厳を護るために、皇室自律主義(皇室の自治)を採り、皇室の家法を憲法の條章より除外して、皇室の家法に対する臣民の干渉を許さなかったとすれば、それを許す日本国憲法(マッカーサー占領軍憲法)第二条は、まさに「皇室の大事をもって民議の多数に委ね、皇統の尊厳を干涜(註、かんとく-犯し汚すという意味)する」条項と言わずして何と言うのか

 日本国憲法第2条 皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

 この日本国憲法第2条があるかぎり、公選議院の弊害に覆い尽くされた感のある衆参両院の国会議員たち、未だに皇室の廃絶を諦めていない反日左翼議員、日本国の利益を犠牲にして中国・韓国・北朝鮮に奉仕する成りすましの反日売国議員、今だに朝鮮式語呂合わせのトンデモナイ史観である騎馬民族征服説を信じている小沢一郎のごとき朝敵が、皇室の家法である皇室典範に容喙し、皇位継承資格や皇位継承順位を左右し得るのである続きを読む
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明治流憲法学奥義秘伝の原稿-君主の裁可公布権

 枢密院帝国憲法第六條草案参照にある「人あるいは国王制可の権(法律を裁可する権、裁可しない権)、暴横に病むという者ありといえども、また代議員横断の甚だしきに至らず。何となれば国王及大臣は事業経験の力多ければなり」は、日本政治の現状に照らして至言である。

 枢密院帝国憲法制定会議史料が我々に示す明治流憲法学の奥義は、伊藤博文ら帝国憲法起草者が欧米の憲政史を徹底研究して立法部による権力侵害の危険性とくに代議院の横暴を熟知し、これを抑制するために、君主(天皇)に法律を裁可しない権(拒否権いわゆるベトー)を持たせ、立法承認権と予算承認権という強大な権限を持つ議会を衆議院と貴族院に二分割して、自由を維持する権力分立均衡型の立憲統治の構築に努めていたということである。続きを読む
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自民党に蠢く革命思想-中山太郎編纂「世界は憲法前文をどう作っているか」

 衆議院憲法調査会長の中山太郎の編纂した「世界は憲法前文をどう作っているか」は、62ヶ国78件の憲法前文を収録している。それらが示す真実は、人類普遍の原理は政教分離や国民主権ではなく「憲法典の起草は歴史的法律学に依らなければならない」という原則であり、大日本帝国憲法の前文に相当する明治天皇の「告文」と「憲法発布勅語」こそ人類普遍の真理に合致している

 エドマンド・バークの信奉者であった金子堅太郎は、「どう云う風に我々は日本の憲法を起草したかということは中々沿革のある事で、簡単に述ぶることは出来ないが、まず大要だけを述べることにする」と断った上で次のように回顧した。

憲法起草の原則

 そもそもイギリスとアメリカの法律学には三通りある。其の一は哲学的法律学或いは純理的法律学。其の二は比較的法律学。其の三は歴史的法律学である。

 我々がフランス、ドイツ、イギリスその他諸外国の憲法を調べたときも、これらの国々の憲法を比較して、何れの国の憲法が日本に当てはまるかと調査研究して見たが、仏独の二国とも当てはまらない。ただイギリスの憲法史上にある基礎的政治の原則と云う文字は、大いに参考の用に立った。是が即ち比較的法律学の効能である。

 而して哲学的法律学は、民法、商法、刑法、訴訟法等を研究するには最も適当であるが、憲法、行政法、国際公法の如きは歴史的法律学に依るのでなければ、其の神髄を理解することが出来ない。この点に付いては日本の憲法学者は、多くの歩み出しから誤っている居ると思う。

 蓋し憲法学の原理は欧米各国を通じて共通一定したるものがないから、憲法は歴史的法律学で解釈しなければ、その肯綮にあたるものではない。さきに述ぶるが如く各国各々その憲法は異なって居る。それは其の筈である。

 憲法は其の国の発達の歴史に依って変遷して行くものであるが、イギリスには憲法という成典はない、憲法的歴史はある。

 それであるからイギリスの憲法を知らんと欲せば、まずその歴史を熟知しなければ分かるものではない。ドイツ学者の著した歴史の理屈でイギリスの憲法を解釈しようとしても、その当を得るものではない。いわんや我が日本の如く、二千五百有余年連綿たる万世一系の天皇がこの国に君臨して、統治権を総攬遊ばされて居らるる国においてをやである。

 それをドイツの憲法学の理屈で日本憲法を解釈しては、その精神および神髄を知悉すること能わざるは当然の事である、憲法は歴史的法律学をもって解釈するに非ざれば、その神髄を得ること能わざるものであるから、我々は即ち筆を執って、歴史的法律学の識見をもって憲法を起草し始めた。決して哲学的法律学の理論によって起草したのではない(憲法制定と欧米人の評論/金子堅太郎著116~118ページ)。


 大日本帝国憲法は我が国の歴史の一部であり、日本法制史および日本憲政史において最も重要な成文法典である。枢密院帝国憲法制定会議史料「憲法註解」と「憲法参照」そして帝国憲法のコメンタリー憲法義解は、比較憲法学の成果にして歴史憲法学の結晶であり、明治の政治指導者が後世の日本人に遺した偉大な知的財産である

 それなのに衆議院憲法調査会長の中山太郎の編纂した「世界は憲法前文をどう作っているか」(TBSブリタニカ/2001年11月30日初版発行)には、世界各国の憲法前文に加えて日本国憲法前文とこれについて憲法調査会で表明された意見が載っているが、大日本帝国憲法の前文に相当する明治天皇の「告文」と「憲法発布勅語」が載っていないのである。続きを読む
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神の国々の憲法前文-宗教と立憲政治

 枢密院帝国憲法制定会議第一日は、明治二十一年六月十八日午前十時四十分、明治天皇の御臨席の下に、厳かに開会した。開会の劈頭、伊藤博文は開会の辞に託して、帝国憲法草案制定に対する起草者の根本態度に関し説明を試みた。続きを読む
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日韓併合条約無効論と日本国憲法無効論の差異

 行政府と立法府を公選議院の弊害で覆い尽くすマッカーサー占領軍憲法(日本国憲法)のもとでは、有能かつ憂国の政治家が長く内閣総理大臣を務めることは、殆ど不可能である。一朝野に数百数千万の視聴者を洗脳できるテレビマスコミは、富国強兵を成し遂げ国家の名誉と国民の幸福を護ろうとする内閣総理大臣を誹謗中傷し、衆議院選挙では陰に陽に反日的な詐欺政党を応援し、多くの有権者の投票行動を操作する。

 テレビ局は日本国および日本民族の敵であり、この反日的なテレビメディアに干渉され選挙結果を操作される日本国憲法(マッカーサー占領軍憲法)下の議会制デモクラシーは、亡国制度以外の何物でもない。

 民主党政権の誕生と迷走が我々有権者に示している我が国の運命は、昭和時代の終焉-昭和天皇の崩御と戦前世代の死滅と共に大日本帝国の残光は消え失せ、我が国は占領軍憲法というレールに乗り、左右に揺れ速度を変えながら、滅亡という終着駅に向かって暗黒のトンネルの中を確実に進んでいくということなのだろう。

 公選議院の弊害に覆い尽くされている国会(「脱・官僚」菅直人の軽率 元イギリス駐日大使クレーギーの助言)が発議し国民投票にかける占領憲法の改正は日本国の自殺であり、占領軍憲法の無効と帝国憲法の復原改正を目指す政党が国会に進出、議席の多数を占め無効決議を行う可能性は、限りなくゼロに近いのだから、残念ながら日本国の再興は、奇跡が起きない限り、ほぼ有り得ない。

 日本国憲法の始源的無効論を日韓併合条約の始源的無効論と同一視して無効論を揶揄する自衛隊OBがいる限り、日本国の政治は絶望的である

 韓国人の唱える日韓併合条約の始源的無効論は、条約締結が強制的であることを根拠に、大日本帝国に朝鮮半島を統治する権限を与えた日韓併合条約の不法(1910年当時のいかなる国際法に照らして不法なのか不明)と無効を主張している。

 これに対して日本国憲法の始源的無効論は、連合国に「連合国の追つて指定すべき日本国領域内の諸地点」を占領する権限を与えたポツダム休戦協定の有効性を認めつつ(それが強制であっても有効に決まっている)、日本国憲法制定の違法(ポツダム休戦協定と1907年ハーグ陸戦法規と帝国憲法に違反)と無効を主張している。

 だから日韓併合条約が始源的に無効でなくても、ポツダム宣言の受諾が有効であっても、日本国憲法は無効である。日韓併合条約の始源的無効論と日本国憲法の始源的無効論を区別できない者は、似て非なるものを区別できない馬鹿である

 現在の日本では、人気を得た二次元の絵師が勝ち組で、政治の話題を無視して造形美の創造に没頭するフィギュア造形師が至福の人でしょうな…。現在の政治状況は伊藤博文の懸念した通りになっており、論ずること自体がバカらしく不毛であるから。

 「欧州に於て普通選挙の制限選挙に於ける得失は学者各々其の所見を殊にし、甲是乙非、未だ帰一する所あらず。今熟套の議論を掲ぐることを欲せず。唯だ独乙の『ブロンチュリ』氏の説、最も事理に切なるを以て、茲に付記することを怠らざるべし。

 曰く、普通選挙法は政治の識を具え事務に練達する代議士を得るに適せざるのみならず、其の弊は遂に賎陋無識の庶民をして上流の社会を制せしめ、多数の無知に因て寡数の智を圧するに至るべし。

 蓋し、特に多数を以て秩序を定むるときは、子其の父を制し、弟子其の師に先んじ、臣其の主を御し、幼は長を凌ぎ、貧は富を侮り、無識は有識の上に位すべし。

 且つ此の法は本多数の庶民をして権利平等の恵に頼らしめむと欲するに出づと雖も、其の実は却て不平均の結果を得るを免れずと。」(憲法義解第三十五条解説)


 近代日本を創った男-伊藤博文 の見識恐るべし。
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日本国憲法の衆議院の優越(第59~61条)はGHQの無知蒙昧を意味する

 大日本帝国憲法下の天皇は、帝国議会衆貴両院の協賛(過半数の同意)をもって立法権を行使するがゆえに、帝国議会の否決に遭えば法律を制定できない(第5条、第37条)。

 帝国議会は法案を可決し天皇の裁可を経て法律を制定できるが故に、天皇の拒否権に遭えば法律を制定できない(第5条、第6条、第37条、第38条)。

 これが国家元首たる君主と立法機関たる議会との間に生じる権力の相互抑制効果であり、権力の均衡状態である(小沢民主党の一党独裁を許さない君主の拒否権)。

 しかしこの効果と状態は多分に机上の空論の産物という謗りを免れない。君主国が一たび議会制デモクラシーを採用すると、君主は議会に対して拒否権を行使し難くなるようである。

 イギリスでは1707年にアン女王がスコットランド民兵法案を拒否して以来、国王が拒否権を発動した例はなく、帝国憲法下の我が国では天皇の拒否権不行使が慣例化していた。

 しからば君主の拒否権の代わりに如何なる措置が、法律承認権と国政全般を支配する予算承認権という強大な権限を持つ議会を抑制し、統治機構のあいだの権力均衡分立状態を作り出すのか。

 伊藤博文の座右の書アメリカ合州国憲法の解釈書ザ・フェデラリストは次のようなヒントを読者に与えている。続きを読む
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福島瑞穂の歪んだ世界観-ストックホルム国際平和研究所の統計が示す武器輸出上位10ヶ国

 福島瑞穂は2010年12月7日昼、国会内で、政府が来週決定予定の「防衛計画の大綱(防衛大綱)」に関する市民団体の集会に出席、約100人の参加者を前に「日本製の武器が世界中の子どもたちを殺すことを望むのか。日本が『死の商人』になるのは、平和国家にそぐわない」などと挨拶し、武器輸出3原則(実質的に禁輸措置になっている)の堅持を政府に求める考えを強調した。

 もし福島の主張が正しければ、連合国(国連)安保理常任理事国のアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、共産中国は無論のこと、ドイツ、スウェーデン、スイスなど既存の武器輸出国は、いずれも死の商人であり、非平和国家である。

SIPRI(Stockholm International Peace Research Institute :ストックホルム国際平和研究所)2010年3月現在の最新データ

武器輸出上位10ヶ国<輸出額単位:米ドル>

順位 国名 輸出対象国数 5ヶ年(2005-2009)輸出総額

1位アメリカ 81国 345億3,600万米ドル
2位ロシア 49国 272億1,600万米ドル
3位ドイツ 45国 123億5,900万米ドル
4位フランス 42国 92億3,400万米ドル
5位イギリス 31国 47億6,200万米ドル
6位オランダ 29国 42億8,800万米ドル
7位イタリア 53国 29億8,600万米ドル
8位スペイン 20国 29億5,800万米ドル
9位中 国 32国 27億3,100万米ドル
10位スウェーデン 35国 21億3,000万米ドル

注:13位に永世中立国スイス。スイスは21カ国に対し輸出総額16億3,400万米ドル。中国は32ヶ国のうち16ヶ国はアフリカ。インドと敵対するパキスタンに5ヶ年で12億1,500万米ドルの武器輸出。


 また日本製の武器を輸入する国々は、自国の独立と平和を維持する抑止力として武器を使用しない(出来ない)戦争愛好国であり、戦時には戦時国際法を守らずに非戦闘員の子供を殺害する反人道国になる。

 つまり福島瑞穂の世界観は、日本国憲法(マッカーサー占領軍憲法)の前提かつ目的である憲法前文の以下の斜線部分を完全否定している。

 「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。」

 日本国憲法の前提が完全崩壊している以上、我が国は国際法上の事情変更の原則に拠って日本国憲法という名の対日版ベルサイユ条約-ポツダム休戦協定の成立からサンフランシスコ講和条約の締結に至るまでの中間に成立した東京条約を破棄し、大日本帝国憲法体制に戻ることができる。これが占領憲法の正体-新無効論の法理である。

 福島瑞穂は、日本政府の武器輸出解禁を阻止しようとして憲法前文の世界観を否定する偽装護憲派に転向してしまったのだろうか。

 或いは福島は、日本国憲法を溺愛し、その憲法前文を盲信し、反日左翼思想に凝り固まっているが故に、福島の世界観では、日本以外の平和を愛する諸国民が武器輸出を行うことは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会に貢献する政策になる。

 しかし日本国の防衛産業が開発する武器には装甲悪鬼村正のように邪悪な呪いがかかり、外国の軍隊が日本製の武器を装備するや否や、たちまち理性を失い善悪を区別できなくなり、福島が妄想する残虐非道な旧日本軍のように、非戦闘員の女性、子供、老人を虐殺し始めるのだろうか。

 これが福島瑞穂の世界観ならば、福島は恐ろしい反日差別主義オカルト信者である。日本は世界4位の海洋大国であり、日本領土の島嶼群に付随する広大な領海・排他的経済水域は、膨大な鉱物生物資源の宝庫であり、日本民族の財産である。それなのに福島瑞穂ら社民党は公然と島嶼防衛を妨害している。

 社民、思いやり予算削減要請へ 菅首相に強気の提言(朝日新聞2010年12月10日)

 社民党は10日、来年度予算編成についての提言を菅直人首相に提出する。日米両政府が現行水準の維持で合意した在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)について「基地従業員の給与水準を維持した上で、総額を削減すること」と明記するなど、菅政権が社民党に接近する中、安保政策で強気の姿勢だ。

 提言は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の沖縄県名護市辺野古への移転について「環境影響評価関連経費などすべての予算計上を見送ること」と要求。ミサイル防衛関連予算も「費用対効果の観点から見直すこと」とした。

 憲法改正の国民投票に関係する予算も「計上を見送ること」。菅政権が検討している南西諸島の防衛力強化については「『南西防衛』の関連予算は調査費を含めて一切計上しないこと」としている。菅首相は武器輸出三原則の見直しについて、社民党の反対に配慮して防衛大綱への明記を見送った。


・特定の年齢層に石化の恐怖を想起させる闇の巫女と神々の指輪
エルミナージュOriginal ~闇の巫女と神々の指輪~(通常版)
「呪いじゃ、ミズホには、おぞましい反日の呪いがかかっているのじゃ!」
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2014年03月12日

渡辺喜美の危険思想-自由民権運動の議会分割思想と明治憲法を学べ

 明治13年から14年の我が国において全国各地を風靡した自由民権運動を代表する交詢社系の私考憲法草案(郵便報知新聞紙上に明治14年5月20日から6月4日にわたり連載されたもので、執筆者は福沢諭吉とともに交詢社を設立した藤田茂吉、箕浦勝人らと推定される)は、帝国憲法と同じく議会に対する天皇の拒否権を認めているだけでなく、議会を二分割し、帝国憲法の貴族院に相当する左院(元老院)の構成に皇族と華族を加えている。

 しかもその註解は、伊藤博文の憲法義解第三十三条解説とほぼ同趣旨なのである。これは誠に興味深い史実である。公選議会一院制の危険性を知らない政治家は憲法改正を口にすべきではない。続きを読む
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2014年03月11日

ナポレオン一世が語る枢密院の意義-枢密院帝国憲法制定会議資料憲法草案第五十七條説明参照

 我が国の国会は実質的に衆参両院からなる公選一院制であり、我が国の立法機関は公選議院の弊害に覆い尽くされてしまう。さらに内閣総理大臣の指名には衆議院の優越があり(日本国憲法第67条)、天皇陛下は衆院の多数を占める政党の指名に基づいて国会議員の中から内閣総理大臣を任命することになる。

 そうすると立法権を掌握する国会のみならず行政権を掌握する内閣にもデモクラシーの欠陥である公選議院の弊害が持ち込まれるのに、内閣に対してその弊害を是正する機関がない。これもまた日本国憲法の深刻な欠陥の一つであり、この憲法が規定する議院内閣制は悲惨である。そのことを教えてくれる憲法が帝国憲法である。続きを読む
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黒柳徹子の偉大な功績-窓際のトットちゃんの意義

 我が国の公立学校が修身を復活させ、公立学校の校長が児童生徒に教育勅語を暗唱させても自由主義に反しない。

 明治政府は臣民(君主国の国民)の自由を尊重して敢えて教育勅語から国務大臣の副署を外した。教育勅語は法律勅令国務に関する詔勅としては無効であり(帝国憲法第五十五條)、あくまで明治天皇の御希望にとどまり、臣民は教育勅語を遵守する法的な義務を負わない

 だから教育勅語の内容に納得できる臣民はこれを拳々服膺し心に深く刻み、納得できない臣民は別の規範を求めればよい。もちろん教育勅語の有無にかかわらず、天皇と臣民は憲法と法令を遵守しなければならないことは言うまでもない。続きを読む
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申谷雄二の異様な憲法論-日の丸君が代桜の花見は思想良心の自由を侵害する違憲の軍国主義教育か

 もし卒業式(卒業証書授与式)における国旗「日の丸」掲揚と国歌「君が代」斉唱時の起立命令が、日の丸と君が代を忌み嫌う教職員や、国旗掲揚と国歌斉唱に反対する教職員の思想信条良心の自由を侵害する違憲行為になればどうなるか。

 この法理論が罷り通れば、その他の職務命令も、それらに反対し、それらを忌み嫌う地方公務員の思想信条良心の自由を侵害する違憲命令になってしまう。

 そればかりか地方公務員である物理学の教師が、核兵器を生み出した物理学を忌み嫌う生徒に物理学の問題を解答させること(明白に強制である)さえも、生徒の思想信条良心の自由を侵害する違憲行為となり、結果として公教育が壊滅し、地方行政が麻痺してしまう。

 桜の花が満開を迎えた4月中旬、ある公立小学校の校長が新1年生の担任教師に対して次の職務命令を出したとしよう。

 「児童を引率して近くの公園に赴き、桜の花を見ながら児童と一緒に御弁当を食べ、クラスの親睦を深めてください」

 しかし担任教師の中に左翼教職員がおり、校長に対して次のように反論した。

 「児童の引率は強制連行であり、桜の花見は日本人が桜の花びらのように潔く散ることを美化する軍国主義教育であり、敵の軍艦に体当たりする特攻兵器を連想させる。
 いずれも私の忌み嫌うものであり、私の思想信条良心に反するから、私は命令に従わない」

 すると担任教師に対する校長の職務命令は、左翼教職員の思想・良心の自由を侵害することになり、憲法違反になってしまう。

 また黄金色の稲穂が頭を垂れた10月初旬、校長が6年生の担任教師に対して次の職務命令を出したとしよう。

 「児童を引率して学校の近くにある懇意の農園に赴き、児童に稲刈りを体験させてください」

 しかし担任教師の中に左翼教職員がおり、校長に対して次のように反論した。

 「児童の稲刈りは強制労働であり、腹が減っては戦はできぬことを児童に体に叩き込む軍国主義教育であり、かつて日本のコメは軍隊の食糧となり侵略戦争の遂行を支えた。いずれも私の忌み嫌うものであり、私の思想信条良心に反するから、私は命令に従わない」

 すると担任教師に対する校長の職務命令は、左翼教職員の思想・良心の自由を侵害することになり、憲法違反になってしまう。

 これほどバカげた憲法論は有り得ない。だから最高裁(須藤正彦裁判長)が卒業式の国歌斉唱で教職員に起立を命じた校長の職務命令を「思想、良心を直ちに制約するものとは認められない」として「合憲」とする初判断を示し、申谷雄二の上告を棄却したのは当然である。続きを読む
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橋下徹知事の違憲行為-日本国に跳梁跋扈するネオ・ナチス

 ある左翼教職員がマルクス・レーニン主義を信奉し、共産革命が実現して我が国の公立学校に赤旗が掲揚される日を夢想しながらも、自ら職業選択の自由を行使して地方公務員になったのだから、地方公務員法を遵守して国旗掲揚時の起立と国歌君が代の斉唱という職務命令を履行するならば、彼は公私を区別して法律を遵守し職務を履行する相応に立派な大人である。

 それにもかかわらず大阪府の橋下徹知事が、左翼教職員が赤い夢想を抱いていること自体を咎めて彼を懲戒免職にすれば、それは左翼教職員の思想良心の自由を侵害することになるかもしれない(日の丸君が代に反対する本心の自由を守ろう!)。

 しかし橋下知事は左翼教職員の地方公務員法違反という外形表示の違法行為を咎めているのみである。続きを読む
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菅直人が嘲笑される理由-日本国憲法第54条と災害基本法第109条

 日本国憲法(マッカーサー占領軍憲法)の103条項のうち、非常事態における国家の危機を克服するための条項らしきものは、第54条【衆議院の解散・特別会、参議院の緊急集会】である。

日本国憲法第54条【衆議院の解散・特別会、参議院の緊急集会】

1、衆議院が解散されたときは、解散の日から四十日以内に、衆議院議員の総選挙を行い、その選挙の日から三十日以内に、国会を召集しなければならない。

2、衆議院が解散されたときは、参議院は同時に閉会となる。但し内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊急集会を求めることができる。

3、前項但書の緊急集会において採られた措置は、臨時のものであって、次の国会開会の後十日以内に衆議院の同意がない場合には、その効力を失う。


 しかしこの占領憲法第54条には重大な問題点がある。衆議院の解散時に大震災が東京を襲い、国会議事堂が倒壊し、多数の参議院議員が死傷して、参議院の緊急集会が不可能になってしまった場合に、内閣はどのようにして国家の危機を克服するのだろうか?

 憲法の下位規範である法律には、憲法の解釈あるいは憲法の性格、さらに立法権力を拘束する憲法の制限が現れる。それを示す法律の典型が災害基本法第109条である。続きを読む
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妄想の自由に対する制約を招くアホな勘違い左翼教職員

 女性を愛する男性が、小倉奈々とか、天夢先生の妄想から生まれたぶかぶか半脱ぎ巫女少女と、セックスをする妄想を抱くことは本当に勝手自由である。しかし性欲を持て余した男性が妄想だけでは満足できずに13歳未満の可憐な女子児童と本当にセックスをしたら、両者の合意があっても、それは明白な犯罪行為である。

<刑法第177条(強姦)>

 暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫(かんいん)した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期懲役に処する。13歳未満の女子を姦淫した者も、同様とする。


 この3年以上の有期懲役は、強姦に至らしめた妄想を内心に抱いたことに対する処罰ではなく、あくまで外形表示の違法行為(強姦)に対する処罰である。

 それなのに強姦罪を犯した男性が、「3年以上の有期懲役は内心において妄想を抱くことを侵害する行為であり思想信条の自由を保障する憲法に違反する」と言い出したら、この男性は外形表示の違法行為に対する処罰を内心の自由に対する侵害と勘違いしているアホである。

 この種のアホが教職員になるから、教職員の性犯罪が多発しているのか?

 日教組の教職員がマルクス・レーニン教を信仰し、日の丸君が代を憎悪し、北朝鮮の赤い国旗あるいは共産中国の赤い国旗が日本列島の公立学校に掲揚される妄想を抱いて悦に浸ることは、本当に勝手自由である。

 しかし教職員が赤い妄想だけでは満足できずに学校の卒業式において上司の命令に逆らい、君が代の伴奏を拒否したり、日の丸の掲揚を妨害したりする行為は、明白な地方公務員違反である。

<地方公務員法>

(服務の根本基準)
第30条 すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。

(服務の宣誓)
第31条 職員は、条例の定めるところにより、服務の宣誓をしなければならない。

(法令等及び上司の職務上の命令に従う義務)
第32条 職員は、その職務を遂行するに当つて、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。


 この教職員に対する処分は、国旗掲揚と国歌斉唱の拒絶に至らしめた思想-マルクス・レーニン教を内心に抱いていることに対する処分ではなく、あくまで外形表示の違法行為(地方公務員法違反)に対する処分である。

 それを理解できないアホな教職員たちがこの処分は思想信条良心の自由を保障する憲法に違反するなどと喚いて裁判闘争という階級闘争を繰り広げるから、山口幸雄裁判長はブチ切れたのか思想良心の自由すら一定の制約を受けるという判決を出してしまった日の丸君が代に反対する本心の自由を守ろう!)。

 日教組の教職員たちが「君が代伴奏の強制は思想、良心の自由を保障した憲法に反する」とか喚いて、心ある日本国民から「ならば教職員が反戦平和教育という反日洗脳授業を児童生徒に強制することは、思想良心の自由を保障する憲法に違反する」と反発されてバカにされるのは、自業自得である。

 しかし我々男性が、日教組教職員の裁判闘争の巻き添えを被り、思想信条内心の自由まで制約されては本当に堪らない。

 女性を愛する男性がいかなる淫らな妄想を内心に抱こうとも、それが外形表示の行為に発展しない限り、誰にも迷惑を掛けないのだから、大日本帝國憲法義解第28條解説が説明する通り、本心の自由は人の内部に存する者にして、固より国法の干渉する区域の外に在り、内部に於ける信教の自由は完全にして一の制限も受けてはならないのである
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