2014年03月10日

二年連続の疫病選挙-大日本帝国憲法の起草原則が告げる日本国の危機

 金子堅太郎、井上毅、伊東巳代治は憲法起草の方針について協議し、伊藤博文は以下の原則を決定して彼ら三人に訓示した。

第一、皇室典範を制定して皇室に関係する綱領を憲法より分離する事

第二、憲法は日本の国体および歴史に基づき起草する事

第三、憲法は帝国の政治に関する大綱目のみの止め、その条文のごときも簡単明瞭にし、且つ将来国運の進展に順応するよう伸縮自在たるべき事

第四、議院法、衆議院議員選挙法は法律をもって定むる事

第五、貴族院の組織は勅令をもって定むる事ただしこの勅令の改正は貴族院の同意を求むるを要す

第六、日本帝国の領土区域は憲法に掲げず法律をもって定むる事

第七、大臣弾劾の件を廃し上奏権を議院に付与する事


 金子堅太郎は、7つの憲法起草原則を決定した理由について次のように解説した。続きを読む
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東アジア共同体とアメリカンデモクラシー憲法前文の歪んだ世界観

 我が国の屈中媚韓の反日的日本人が画策している東アジア共同体は、マッカーサー占領憲法(日本国憲法)前文に違反している。

 占領憲法前文によれば、日本国民が思う日本国の崇高な理想と目的の一つは、「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めること」であり、日本国民は国家の名誉にかけ全力をあげて之を達成することを誓っているのだろう。

 日本国民の代表である政党と政府がシナチスである中国共産党と親交し、東アジアの平和を脅かし、専制と隷従、圧迫と偏狭を拡大する全体主義国家の共産中国を中心とする東亜新秩序―東アジア共同体―を構築することは、占領憲法前文に違反していると言えても、我々が思う日本国の崇高な理想と目的に適うとは言えまい。

 我々日本人が存在する国際社会は、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めているとは、必ずしも言い難い。平和を愛する諸国民たる国連(連合国)自体が、共産中国に安保理常任理事国の地位を与えている(国連体制と自衛権)。

 それなのに占領憲法前文が、国際社会は「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている」と強弁するのは何故かと言えば、それは以下の政治形態を人類普遍の原理と断定しているからである。続きを読む
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デタラメな自民党国防族の石破茂が黙過する自衛隊の致命的な弱点

 自民党随一の国防通とされている石破茂氏の提案に我が国防衛の致命的な弱点が現れている。続きを読む
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日本国内の見えない三十八度線 国民投票法の成立から見えるもの

 国民投票法の成立を受けて、憲法改正の是非を巡る議論が活発に行われている。

 議論では、近衛新体制を阻止した救国の英雄たる帝国憲法は忘却の彼方に消え去り、マッカーサー占領憲法が我が国の最高法規であるという認識の下に、改憲派と護憲派の議論が白熱し、時に非難合戦と罵倒合戦に発展している。

 約七年に及ぶGHQの違法な対日占領作戦は、日本国内に目に見えない三十八度線を引き、日本民族が上下朝野こころを一つにして日本国周辺の凶暴な外国に対抗することを今なお阻害している。

 欧米列強の常套手段である分割統治、分断支配のむごたらしさは、支配の終了後、数十年数世代に亘り、被支配国を同胞同士が憎しみ合う凄惨な「内戦状態」に陥れることだ。

 朝鮮半島がそうである。ブロガーの中には誤解されている方がいるが、朝鮮総督府は昭和二十年八月十七日に、呂運亨らの建国準備委員会に対して、治安権を含む幾多の統治権、学校、交通、放送、新聞など言論機関を譲渡し、国旗として太極旗の掲揚を認め(韓国の悲劇―誰も書かなかった真実)、 九月六日に呂運亨らの建国準備委員会は建国宣言を行った。大日本帝国は泥縄的ではあるが朝鮮を独立させたのである。

 しかし朝鮮人の統治能力を信用していなかった連合軍が朝鮮の独立を取り消し、軍政を敷いて朝鮮半島を南北に分断したのである。南北分断という朝鮮半島の悲劇の責任は連合軍および連合国にある。

 我が国は思想的内戦状態に陥っているだけだが、それでも深刻なダメージを受けている。日本民族に刻まれたGHQの深い爪痕は、今だに化膿したまま、日本国を苦しめている。続きを読む
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2014年03月09日

日本赤軍の創設(笑)徴兵制度を国民に強制する者は左翼全体主義者 帝国憲法復元改正と新兵役法

 筆者は、帝国憲法第20条を改正することなく、憲法改正の是非を巡る議論に必ず登場する徴兵制の問題を簡単に解決できる。

 大日本帝国憲法第20条「日本臣民は法律の定むる所に従い兵役の義務を有す」

 日本国民が負う兵役義務の具体的内容は、帝国議会の承認を経なければならない法律によって定められ、議会の承認を必要としない勅令(行政命令)によって変更されない。あくまで国民の代表である帝国議会が法律をもって兵役義務の具体的内容を決定するのである。したがって兵役義務の具体的内容は伸縮自在である。

 だから国民の大半が蛇蠍のごとく徴兵制を嫌悪するならば、議会はアメリカと同様に日本国の徴兵制を休眠させる兵役法を可決するだろう。例えば以下のようなものである。

【兵役法】

一、兵役義務 

 日本国民は、満20歳の誕生日の前後2ヵ月の間に、国防省兵役登録局に出頭し、常に憲法を誠実に遵守し日本国の危機に際しては自己の最善の努力を尽くして日本国の独立と生存と光栄を守ることを宣誓し、国防省が発行する軍人操典と民間防衛を受領しなければならない。

二、罰則規定 

 特別の事情が無い限り、前条の兵役義務を履行しない日本国民は参政権を行使できない。

 スイス版のコピーである軍人操典と民間防衛-あらゆる危険から身をまもるを受領しても読解しない不届きな国民がいるかもしれないので、兵役法第一条に「国防省兵役登録局に出頭し、初音ミクが解説する民間防衛の動画を視聴しなければならない」を追加してもいいだろう。

 これで現代の日本国民の兵役義務は十分である。続きを読む
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「現人神と国家神道という幻想」 浄土真宗左派親鸞原理主義者は地獄に落ちるべし!

 我々日本国民は心の片隅にある「裁判官は公正中立清廉潔白にして博識である」という幻想を捨てて、政治家と官僚と同様に裁判官を批判し監視しなければならない。続きを読む
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左翼護憲派のアイドルのベアト・シロタの素性-知られざる日本占領「総司令部への左翼主義者への浸透状況」

 ダグラス・マッカーサーの片腕であったチャールズ・ウイロビー少将がオランダ代表レーリンク判事に「この東京裁判は有史このかた最悪の偽善であった」と語ったことは東京裁判にまつわる有名な逸話の一つである。しかし「ウイロビー回顧録知られざる日本占領」では彼は多分に自画自賛を兼ねて終始マッカーサーを礼賛し、大東亜戦争時および朝鮮戦争時のトルーマンのシビリアンコントロールを非難している。
 
 マッカーサー司令部はつぎのような見解を抱いていた。

 「日本は息絶え絶えである。日本の息を止めるには、通常兵器で十分である。戦争の最後の瞬間に、つまり日本の降伏のほんの一週間前に、ソ連が参戦することを許さねばならない理由はまったくない。アジアの広大な地域を共産主義家するためのお膳立てをしてやるなんて、とんでもないことだ」

 それにしてもなんとバカげたことだろう。日本の弱体であることが完全に暴露されていた以上、原爆を使用する正当性はなかったのである。それに、ある一国家がそれまで知られていなかった武器や絶対的威力を秘めた軍事技術を占有するといったことは、軍事史上稀なことである。もし、トルーマンが原爆を秘密にしつづけていたなら、今日における米国の政治的かつ軍事的な立場は難攻不落のものとなっていたことだろう。秘密を時期尚早に漏らした結果、生来の裏切り者、サボタージュをする市民等といった、現代政治を退廃させる忌まわしい要因となる連中を通じて、ソ連はスパイ行為を強化したのである。


 我が国に破滅的な損害をもたらした支那事変の長期化と原子爆弾の投下は、いずれも文民政治家が決定したことなのに、過去の反省の証としてバカの一つ覚えのようにシビリアンコントロールの確立を叫ぶ日本人は戦後民主主義洗脳狂育の被害者である。「ウイロビー回顧録知られざる日本占領」は良い覚醒剤になるだろう。続きを読む
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進歩的文化人-学者先生戦前戦後言質集から左翼護憲派のアイドル鈴木安蔵の八紘一宇論

 進歩的文化人―学者先生戦前戦後言質集(全貌社)は、 清水幾太郎、中村哲、吉野源三郎、羽仁説子、平野義太郎、末川博、前芝確三、今中次麿、戸沢鉄彦、堀真琴、鈴木安蔵、信夫清三郎、深尾須磨子、阿部知二、岩上順一、窪川鶴次郎、堀江邑一、柳田謙十郎、伊豆公夫、高倉テル、出隆、名和統一、淡徳三郎、岩村三千夫、宗像誠也、宮原誠一、矢川徳光、長田新、蜷川新、周郷博、国分一太郎、安井郁、内山完造、高良とみ、木村禧八郎、帆足計、西園寺公一、蜷川虎三、三枝博音、金親清、和田敏明、菅井準一、岡本清一ら、戦後日本の左翼陣営に属して、マルクスレーニン主義に基づく反戦反核反米反日親ソ親中親朝的言辞を弄した進歩的文化人の、戦時中の評論を集めた資料集である。

 彼等は皆、仰々しい美辞麗句を連ねて大東亜戦争の遂行を煽動正当化し、大政翼賛の近衛新体制運動を推進していたことが判る。戦争と共産主義と併せ読むと、彼等が尾崎秀実と同じくレーニンの敗戦革命論、コミンテルン28、35年テーゼに基づく「東亜新秩序」謀略構想を抱いていたことが丸見えである。

 日本が、戦時中、蒋介石と英米と卍巴に戦えば、ソ連と中共が漁夫の利を得、戦後自衛隊を撤廃し日米同盟を廃棄すれば、ソ連と中共、北鮮が、日本、台湾、韓国を武力侵略し、いずれにおいても東亜は赤化する。彼等の戦時中の好戦的言辞と戦後の反戦的言辞は、一見すると180度違うようでも、実はいずれも共産主義勢力の拡大を狙っていたのである。

 彼等進歩的痴識人は、戦後日本を歪めた戦後犯罪人であるばかりか大日本帝国を敗北へ導いた本物の国家犯罪人なのである。

 日教組が過去の過ちを直視せよ反省せよ、ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)を否定する戦後ドイツを見習えと絶叫するならば、宮原誠一、宗像誠也の戦争責任、本来ポツダム宣言第6、10条に基づき処刑されるべき真A級戦犯たる彼等を日教組講師として抱えた道義的責任を継承履行し、日教組は、直ちに解散し、我が国の為すべき「過去の反省、歴史の教訓」とは具体的にどのような行動を指すのか、教師として身をもって、子供に模範を示してみよ!続きを読む
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2014年03月08日

反マスゴミ祭り4月28日終戦記念日に相応しい本-世界がさばく東京裁判

 東京裁判賛否国民投票実行委員会が次のように呼びかけた。

 4・28:東京裁判賛否国民投票

 1952年4月28日、日本が主権回復したその日に出版された『パール判事の日本無罪論』(田中正明著・小学館文庫)を、東京裁判否定の意思表明の「錦の御旗」にして、4月28日にインターネットは「アマゾン」、書店は「紀ノ国屋」をメインに予約(投票)を開始して下さい。

 インターネットユーザーと保守系団体が、一致団結すれば、パール博士の「その時こそ、正義の女神はその秤を平衡に保ちながら、過去の賞罰の多くに、そのところを変えることを要求するだろう」との、予言を実現することが出来るのです。

 決行日は、2009年4月28日から1ヶ月間です。

 ポスティング用チラシなど、あらゆる国民層に告知できるように、自由に転載して下さい。

 戦後初のイベントですので、老若男女こぞって参加して頂けば、靖国神社参拝問題・ 「A級」戦犯合祀問題・ 村山談話・ 田母神空幕僚長更迭問題など、まとめて封じ込めることが出来るのです。歴史に刻まれる日本の分岐点になることでしょう。


 パール判事の日本無罪論より世界がさばく東京裁判の方がこのイベントに相応しいはずですが。続きを読む
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日本の皇室を侮辱する朝鮮人の精神を記録した金仁謙の日東壮遊歌

 朝鮮人は好んで日本人に「過去を直視せよ」と説教する。それではもし、第十代将軍徳川家治の襲職祝いのために来日した第十一次朝鮮通信使が事実上の朝貢の使者であったことを示す日東壮遊歌1764年2月27日の条の記述が日本の教科書に記載されたら、朝鮮人はどのような反応を示すのだろうか?また火病を起こし「日東壮遊歌-ハングルでつづる朝鮮通信使の記録は日帝の捏造文書だ」と喚くのだろうか。続きを読む
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靖国の神々の慟哭が怨霊の呪詛に変わる前に-今なぜ日本の神話なのか

 GHQ発禁図書「大東亜戦争とスターリンの謀略―戦争と共産主義」を読了した21世紀の日本人は、我が国において支那事変を拡大し、これを対米英戦争に発展させた者が朝日新聞出身のソ連スパイ尾崎秀実ら政府軍部および新聞雑誌社に潜入していたマルクス・レーニン主義者であったことを知るに至る。

 その上で「今なぜ日本の神話なのか―こんな素晴らしいものとは知らなかった日本の神話」を読むと胸が張り裂けそうになる。続きを読む
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本当は怖い日本国憲法の話-30年前の予言書が指摘する日本の危機

 1980年に刊行された「ソビエト帝国の崩壊」は、ソ連の崩壊から20年経った今日の日本においても、依然として日本の児童生徒学生が必ず読まなければならない警世の書である。

 レーニンの「国家と革命」がマルクスの詐術を指摘しているのに、日教組に代表される反日左翼勢力が跳梁跋扈し日本の子供の頭脳を破壊しているからである。続きを読む
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日本国憲法の追認と一億ことごとく道鏡の国民主権の肯定を戒める昭和天皇のおほみうた

 天皇の詠まれた御歌は御製という。天皇が御歌詠みし給うことは国事であり公示であって、御製には、公式の詔勅では表されない天皇の意志を伝えること、御言葉で表すことの出来ない微妙な御心懐を以心伝心に広く国民に伝播する霊妙な力を持つという。

 ゆえに公表された昭和天皇の869首の御製を収め、それぞれの背景を豊かなエピソードを交えて解説する「昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯」は最良の昭和天皇伝である。

 昭和生まれの人が「昭和天皇のおほみうた-御製に仰ぐご生涯」の冒頭に掲載されている皇居内の水田で稲を刈り取られる昭和天皇の御写真を見ると、脳裡の記憶から何ともいえない懐旧の情念が自然に湧き上がってくるに違いない。続きを読む
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田母神俊雄が本物の政治家になる日 本当の敗戦責任者は近衛文麿 痛快憲法学を批判する

 かねてより小室直樹氏は、ポツダム宣言の受諾が日本国の有条件降伏であったことを指摘し、日本国は無条件降伏したというデマを飛ばすマスコミを批判してきた。だから小室氏には、ポツダム宣言および戦時国際法を基準に占領憲法制定=帝国憲法改正の効力を論じてほしかった。続きを読む
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朝日新聞社の実像を暴く昭和十年代の陸軍と政治 軍部大臣現役武官制の虚像と実像 筒井清忠

 一九三六年に、二十数年ぶりに復活した軍部大臣現役武官制は現役軍人のみが陸軍大臣、海軍大臣に就任しうるという制度である。この制度の復活により、軍部は内閣の生殺与奪の権を握り、その後の政治を支配したというのが従来は昭和史の定説となってきた。

 しかし、この制度で陸軍が暴走し、日本は戦争への道を歩んだという歴史認識は果たして本当に正しいのだろうか。本書は、陸相のポストをめぐって陸軍と首相及び天皇が対立した全事例を精査し、昭和史の常識を覆す注目の書き下ろしである。続きを読む
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鳩頭を砕く閉鎖的な時代の日本の記録-ツュンベリーの江戸参府随行記

 ツンベルク日本紀行(駿南社刊異国叢書昭和三年初版)の訳者である山田珠樹氏は久しく泰西の図書に親しみ、欧州への旅を重ねられた結果、かえって古い日本を知りたいという欲求にかられ、日本の古い本を読まれたがどうしてもしっくりしなかった。それが1775年に来日したスウェーデン人(身分はオランダ使節の医官)ツュンベリーの旅行記を読んで、

 「初めて自分の血のなかに流れている、日本人の姿を掴むことが出来たような気がした。誠にお恥ずかしい話ながら、私はこれを読みながら、死んだ祖父にでもめぐり合ったような気がしてきて、思わず目頭が熱くなったこともある」という。続きを読む
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2014年03月07日

マスコミ煽動の餌食-欠陥国会議員が行う憲法改正の危険性-日本国憲法有効論の弊害3

 西修は著書日本国憲法を考える第八章-欠陥品としての第四章国会の結論として次のように述べている。

 以上、国会の国権の最高機関性、法律案の議決手続きにおける両院関係、そして両院の選挙制度に焦点しぼって検討してみた。とくに前二者については、発案者の思いちがいや、大統領と議会との関係を下敷きにしたボタンのかけちがいによることがあきらかになった。また選挙制度については、参議院の政党化にともなう致命的な問題点のあることがわかった。

 結論として、第四章国会は、いわば欠陥品といえる。その欠陥性を認識することなく、ひたすら護憲を唱えている国会議員は、さしずめ欠陥議員というべきか。

 しかし護憲派以外にも、この種の欠陥国会議員は頗る多い。

 参議院の廃止と一院制の実現を主張した自民党議員や、貴族院の役割とそれを支える貴族制度の存在を無視してイギリス庶民院の政党政治を猿真似しようとする民主党議員などは欠陥議員である。そして彼らを選び国会に送り込んでいる有権者は、さしずめ欠陥国民といえようか。

 それにもかかわらずルソーの主権論を吸収したシェイエスの制憲論を鵜呑みにして国民主権を捨てない占領憲法有効改憲派の西修は欠陥憲法学者であろう。

 西修は、日本国憲法が占領軍製であり多数の欠陥を抱えていることを熟知している。それなのに日本国憲法無効論とそれと一体である帝国憲法復元論を否定し、次の考え方がもっとも妥当だと思うのである。

 五十年以上のあいだに憲法規範と現実との乖離現象がきわめて顕著になってきた。それを修復するためには、憲法を全面的に見直すべきである。憲法見直しにあたっては、現行憲法の国民主権、平和主義および基本的人権の尊重という基本原理を遵守し、一方で世界の憲法トレンドを、他方で日本の独自性を斟酌していくべきであると考えている人たち。複眼的改憲論と呼び得ようか(日本国憲法を考える憲法論議のありようを考える)。

 西修は「日本国憲法を考える」のあとがきで次のように自問自答している。

 日本の憲法学界は病んでいるのではないか。そんな声をよくきく。私自身、これに反論する勇気をもたない。

 日本の憲法学界は重病どころか、ポツダム宣言違反、ハーグ陸戦法規違反、帝国憲法違反の日本国憲法の制定を有効とするために、歴史の偽造をほしいままに行う違憲有効論の魔界に変化(へんげ)している。
 
 だからそこに身を浸している西氏は「不愉快!くさいアカの憲法学」の虜になり、我が国が日本国憲法の改正手続きに従い憲法を改正する危険性に気付かずに日本国憲法の全面改正を主張するのである。

 日本国憲法第96条に拠り、欠陥国会が憲法改正の発議を行い、それを欠陥国民に提案して承認を求めるのは、国家の自爆行為ではないのか続きを読む
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法戦不能に陥る日本の悲劇 日本国憲法有効論の弊害2

 小山常実氏の主張「日本国憲法」無効論によれば、ポツダム宣言とバーンズ回答は、日本占領の場合に適用される特別法であり、特別法は一般法(ハーグ陸戦法規)に優先する原則があるという。しかし井上孚麿氏はこれを否定する。続きを読む
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「占領憲法の正体」新無効論-歴史を偽造する魑魅魍魎が跳梁跋扈する日本国憲法有効論の弊害1

 占領憲法有効論者は無効理由を隠蔽し法理を捻じ曲げるが、占領憲法無効論者は無効理由を列挙し、かつ凡ゆる有効論を粉砕することを常とする。南出喜久治弁護士の新無効論は従来の無効論に比べて更に凄みを増している。続きを読む
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日本陸軍英傑伝に見る文民優位の帝国憲法秩序-軍部の暴走史観のウソ

 読売新聞、東京日日新聞、河北新報を渡り歩いた新聞記者の岡田益吉(明治32年生、昭和57年歿)は日本陸軍英傑伝-小畑敏四郎(陸軍参謀本部第三部長)に第一次上海事変時の我が国の出兵手続きを簡潔に記している。

 鋭敏なる作戦家小畑が一世一代の知略を傾けたのは、昭和七年一月から起こった第一次上海事変を、作戦の絶妙をきわめて収拾せしめたことである。

 満州事変は、一月三日、懸案だった錦州を占領し、米国のスチムソン国務長官は、報復的に七日、有名な『満州国不承認宣言』を声明した。これがスチムソン・ドクトリンという米国一流の原則外交であった。

 その矢先に、国際都市上海に兵乱が起こり、日本居留民三万の生命財産が危険にさらされ、これを守る海軍陸戦隊は数千名なのに、蔡廷の支那軍は七万の大軍を擁していた。

 大角海相は、荒木(貞夫)陸相をたずねて、一個旅団でもいいから、上海に派兵してくれと懇請した。荒木陸相は事態の重大性をみてとり、就任したばかりであった参謀本部作戦課長今村均大佐を、上海現地に派遣することにして、かねて信頼していた小畑敏四郎大佐を、陸大教官から新作戦課長に抜擢した。

 このような非常時局には、統帥絶対の信念の下に、勇断、なにものも恐れない小畑を起用するほかなかった。小畑は、上海事件を、早急かつ安全に解決するのには、三個師団の兵力を派遣する必要あり、と意見を具申した。

 荒木は、さっそく閣議にはかったが、高橋是清蔵相が財政上の理由で、なかなかウンといわない。そこで、荒木が有名な『大福餅論』という軍談を一席やった。それはこうである。

「大福餅の容積は一定しているが、これを押し潰せば横に拡がる。しかもその容積は拡大したわけではない。戦争も拡大、不拡大というが、一個師団が小さな範囲で一年中戦争をしたのがいいか、地域を拡大しても一日ですむのがいいか、私は孫子のいう兵は拙速を聞くで、戦争というものは瞬時に片づけ、世界があっといっている間にすましてしまうほうが、外交上にも有利である。若干、兵力と地域を拡大しても、はやく兵火をおさめたほうがいい。チビチビ兵を出して成果が上がらぬほうが、財政上にも損である。」

 さすがに高橋さんも、三個師団出すことを承知してくれた。しかしダルマ蔵相は、「大丈夫、これで解決するね」と念を押した(日本陸軍英傑伝―将軍暁に死す248~249ページ)。


 筆者が思うに、統帥権独立の原則下の陸軍大臣(海軍大臣)と参謀総長(軍令部総長)の関係は今日の法務大臣と検事総長の関係に似ている。国務大臣が総長を頂点とする組織の人事権を持つものの、総長は組織の政治的中立性を維持するために、政権と一定の距離を保ち、業務を遂行するのである。

 しかし検察庁の捜査と違い、参謀本部が立案する作戦計画の遂行には巨額の資金すなわち税金の支出が必要であるから、参謀本部と陸軍省は、国家の予算を管轄する大蔵大臣の同意を得なければ、軍備の増強と作戦の遂行を実現することができなかった。

 つまり帝国憲法の復元後に、統帥権独立の原則と軍部大臣現役武官制度が今日の日本に復活したとしても、政府財務省が国家予算案を編成し、帝国議会が国家予算案の可否を議決する限り、軍部に対する政府と議会の優位は揺るがないのである
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